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白いシャツを街の活動者へ渡す アーセナル「No More Red」5年目の形

アーセナルとアディダスは2022年、赤を消した真っ白なシャツで若者への暴力に注意を向けた。男子チームは4季続けてFAカップで着用。5年目の2026年は、白いシャツを着る一試合から、地域で若者を支える人と場所へ焦点を移した。

2022年、赤を消したシャツで始まった

No More Redは、ロンドン北部の若者を暴力から守るため、アーセナルとアディダスが始めた長期活動だ。初年度の2022年1月、男子チームはFAカップ3回戦で全身白の特別シャツを着用した。FAカップは、プロから地域クラブまで参加するイングランドのカップ戦である。

白いシャツは地域で動く人へ渡す

クラブとアディダスは白いシャツの一般販売を行わず、若者を支える地域の活動者へ贈っている。協力団体のベン・キンセラ・トラストは、2008年に刺殺された16歳のベンを記念し、ナイフ犯罪を防ぐ教育を行う慈善団体だ。シャツは限定商品の役割より、地域で続く行動をたたえる印を担う。

4季の試合着用から、150人が集まる場へ

男子チームは2022年から2025年まで、4季連続でFAカップ3回戦に白いシャツを着た。女子チームも2024年と2025年に加わった。2026年は試合着用から地域の集まりへ軸を移し、活動団体、若者、選手ら約150人が参加した。150人は、5年目の方針を共有したNo More Redのコミュニティー参加者を指す。

安全な場所と信頼できる大人を増やす

活動は、改修したピッチ、放課後のプログラム、指導者やメンターとの関係を若者へ届ける。アーセナル地域部門のフレディ・ハドソンは、スポーツと信頼できる人が若者の人生を支える役割に重点を置くと語った。白いシャツで集めた視線を、一年を通じた居場所と人間関係へつなぐ。その積み重ねが5年目の中心になった。

参考記事Arsenal FC — No More Red, together with our communityThe Ben Kinsella Trust — No More RedThe Guardian — the campaign's fifth year