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得点者と無失点のGKへ、同じ丸太の輪切りを渡す ポートランドの祝福
米国MLSのポートランド・ティンバーズでは、ホームの得点後にチェーンソーが動く。切った丸太の輪を試合後に得点者へ渡し、無失点ならGKにも贈る。競技場の演出は、1970年代のクラブとオレゴン州の林業文化をつないでいる。
ゴールの後、チェーンソーで一枚を切る
本拠地プロビデンス・パークの北側で、ティンバー・ジョーイが『勝利の丸太』から一枚を切る。ジョーイは林業と木材競技の経験を持つクラブの公式マスコット役だ。輪切りは試合後、得点した選手へ直接渡される。ゴール数が、持ち帰れる木の枚数になる。
無失点のGKも、輪切りを受け取る
相手を0点に抑えた試合では、GKにも一枚が贈られる。得点者とGKを同じ丸太でたたえるため、観客には攻撃と守備の成果が二つの条件として見える。MLSカップへ進んだ2015年と2018年には、丸太そのものが決勝開催地まで運ばれた。
試合前に、サポーターが新しい丸太を祝福する
原型を始めたのは、北米サッカーリーグ時代の1970年代にチェーンソー役を務めたティンバー・ジムだ。2008年にティンバー・ジョーイが役目を継いだ。新しい丸太はシーズン前にサポーター組織ティンバーズ・アーミーの祝福を受ける。2025年の世界林業センターでの行事には450人を超える来場者が集まった。丸太の樹種や寸法は年ごとに変わり、毎年の一本がそのシーズンの得点と無失点を刻む。
