193
1894年に505工場、2026年に老舗と提携 ノーサンプトンの「コブラーズ」
イングランド中部のノーサンプトン・タウンは、「コブラーズ」の愛称で知られる。コブラーは靴を作り、直す職人のことだ。クラブ誕生前の町には505の靴工場があり、2026年には1879年創業の地元メーカーがクラブの主要パートナーになった。
クラブ誕生の3年前、住民の4人に1人が靴産業で働いた
地元メーカーCrown Northamptonの産業史によると、1894年の町には505の靴工場があった。14歳を超える住民の4人に1人が、この産業で働いていたという。ノーサンプトン・タウンFCの創設は1897年3月9日。靴作りが町の仕事と景色を形づくった後に、サッカークラブが生まれた。愛称は、その順番を短い言葉に残している。
1万8000足を超える収蔵品が、仕事の幅を伝える
市立のノーサンプトン博物館・美術館は、1万8000足を超える靴を所蔵する。古代エジプトの履物、作業靴、デザイナー作品、ノーサンプトンシャー製の靴に加え、工具や機械、木型、業界誌も集めている。この数字は博物館の収蔵規模を表す。町は靴作りを、製品、道具、働く人の記録として保存してきた。
クラブより18年早い工房が、2026年に主要パートナーになった
クラブは2026年8月3日、クロケット&ジョーンズとの提携を発表した。高級靴を作る同社は1879年にノーサンプトンで創業し、クラブより18年早く町で仕事を始めた。2026-27シーズンから主要パートナーとなり、クラブは発表に「Shoe Army」という言葉も掲げた。コブラーズという愛称が、博物館に残る産業史と現在の工房の双方につながった。
