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株の過半数を持っても、取締役会は同数票まで11年かかった エクセターのファン所有

エクセター・シティは、イングランド南西部デヴォン州のクラブだ。サポーター組織は2003年に株式の過半数を取得した。しかし、クラブ取締役会で同数の票を得たのは2014年だった。「クラブを持つ」には、株主になることと、日々の経営判断へ加わることの二段階があった。

3万ポンドで引き受けたのは、約450万ポンドの負債もあるクラブ

エクセター・シティ・サポーターズ・トラストは2000年、選手給与を支えるために生まれた。2003年2月、22人の会員が、規約の目的をクラブの「支援」から「所有」へ変えるよう動く。当時400人を超えていた会員を説得し、同年9月に3万ポンドで株式の過半数を取得した。クラブ公式の20年史によると、価格は小さくても、引き受けた負債は約450万ポンドあった。

8席中2席から、4席へ

株式の比率と取締役会の票は同じものではない。トラストの代表は当初、8人のクラブ取締役のうち2人だった。2014年、財務上の問題を受けて4人へ増え、残る4人と同数になった。現在は選挙で選ばれた理事3人とトラスト会長がクラブ取締役を務める。過半数取得から11年。所有権を、会議室で実際に使える票へ結び直すまでにも時間がかかった。

現在の57.9%は、何を数えた数字か

クラブの現行所有者情報では、発行済み株式は普通株3万941株と優先株6032株の計3万6973株。どちらにも同じ議決権がある。トラストはその57.9%を持つ。ほかに10%を超える株主は、故アイヴァー・ドーブル氏の遺産管理人の12.3%だけだ。つまり「ファン所有」は愛称ではなく、121株主が持つ議決権付き株式の過半数を、会員組織が保有する状態を指す。

6000人は、全員が同じ意見という意味ではない

トラストの会員は2026年1月に初めて6000人を超えた。2026年2月以降の最低会費は月5ポンド、年60ポンドだ。理事は毎年の選挙で選ばれ、任期は3年、連続在任は最長9年。会員は年次総会だけでなく、毎月のトラスト理事会にも参加できる。6000という数字が示すのは、意見の一致ではない。代表を選び、経営を問い直せる人の裾野だ。

票だけでなく、毎年のお金と作業も持ち寄る

トラストは、2000年以降のクラブへの直接寄付を約200万ポンド、個別の資金集めを6万5000ポンド超としている。会員による無償作業の価値も年約25万ポンドと見積もる。これは監査済み決算の数字ではなく、トラスト自身の集計だ。それでも、ファン所有が総会で一票を投じるだけの制度ではないことは分かる。小口の会費、選挙、取締役の席、日常の作業が同じ仕組みに入っている。

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参考記事Exeter City — 2026 fan engagement reportExeter City — ownership statementExeter City — twenty years of Trust ownershipExeter City Supporters' Trust — 6,000 membersExeter City Supporters' Trust — organisation and contributions