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エンソ売却でチェルシーは何を失ったのか 大金で埋まらない仕事がある
クラブは大きな移籍金を得た。だが、ボールを前へ運び、パーマーへ渡す役目は誰が担うのか。
マンチェスター・シティは9月2日、エンソ・フェルナンデスの加入を発表した。契約は2031年夏まで。英メディアが伝えた移籍金は1億2500万ポンドで、チェルシーにとっては大きな売却益になる。
数字だけを見ても、代わりは簡単ではない。エンソは昨季、公式戦54試合で15得点7アシスト。だが価値はゴールだけではなかった。最終ラインからパスを受け、相手の1列目を越え、パーマーが前を向ける場所までボールを届けていた。
カイセドは奪う力に優れ、パーマーはゴールに近い場所でこそ怖い。その間をつないでいたのがエンソだった。ブライトン戦のような速攻では不在が目立たなくても、低い位置で守る相手を崩す試合では、中央のパス役が足りなくなる。
売却が成功だったかは、移籍金の額だけでは決まらない。シャビ・アロンソが仕事を複数の選手に分けるのか、新しい司令塔を置くのか。チェルシーの答えは、ボールを持たされた試合で見える。
