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10%だったファン株は1%で残った パルマ再建で消えなかった街の持分

イタリア北部エミリア=ロマーニャ州の街パルマで、クラブは2015年に破産した。地元企業7者が新会社をつくり、サポーターも株主になった。その後、外部の大株主が入ってファン持分は10%から1%へ縮んだが、2026年3月の株主構成にも残っている。

2015年、地元7者が4部からクラブを作り直した

旧パルマFCは2015年3月19日に破産を宣告された。7月27日、パルマを拠点とする7者がパルマ・カルチョ1913を設立し、セリエDから再出発した。セリエDは地域別に戦う4部相当で、イタリアでは最上位のアマチュアカテゴリーでもある。新会社は3季続けて昇格し、2018年5月18日にセリエAへ戻った。破産前の法人を救済したのではなく、別会社が一番下の全国カテゴリーから競技資格を積み直した。

2018年は中国系60%、地元企業30%、ファン10%

ファンの出資を束ねた会社が、パルマ・パルテチパツィオーニ・カルチスティケ(PPC)だ。サポーターはクラウドファンディングを通じて株を買った。2018年の構成は、中国人実業家ジャン・リーチャンの側が60%、地元企業家の会社ヌオーヴォ・イニーツィオが30%、PPCが10%だった。元原稿の「地元60%、中国系30%」は逆であり、出典に合わせて訂正した。再建時の地元企業と、小口出資を束ねるファン会社も別の株主である。

2020年、90・9・1へ変わった

2020年9月18日、米アイオワ州を拠点とするクラウス・グループが90%を取得した。ヌオーヴォ・イニーツィオは9%、PPCは1%を残した。10%あったファン持分の9割がこの時点で減った一方、ファン会社そのものは株主名簿から消えなかった。大株主の交代と、地域側の持分縮小が同じ取引で起きた。

2024年から99・1、2026年の株主総会でも同じ

2024年10月9日、クラウス側はヌオーヴォ・イニーツィオの残る9%も取得した。構成はクラウス99%、PPC1%になった。クラブはPPCを、幅広い株主参加と街とのつながりを表す会社だと説明した。2026年3月19日の株主総会でも、この99%・1%が確認できる。1%だけで経営を決めることはできず、公開資料から特別な決定権も確認できない。それでも外部資本が99%を持つ段階で、ファンが法人上の株主として残っていることには具体的な意味がある。

参考記事Parma Calcio — club historyParma Calcio — Krause reaches 99 per centParma Calcio — March 2026 shareholders' meetingReuters — the 2020 ninety-per-cent acquisitionThe Guardian — three promotions and the 2018 shareholding