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クラブ名は「ニューウェル先生の卒業生」 ロサリオの学校から始まった赤黒
ニューウェルズ・オールドボーイズは、アルゼンチン中部の都市ロサリオを本拠とする。「オールドボーイズ」は年齢を表す愛称ではない。英語で学校の卒業生を指す言葉で、クラブをつくったのはニューウェル家の学校で学んだ人々だった。
16歳で英国から渡り、1884年に学校を開いた
アイザック・ニューウェルは1853年、イングランド南東部ケント州ストロードに生まれた。1869年、16歳でアルゼンチンへ渡り、ロサリオの鉄道で電信係として働いた。教師となった後、妻アンナ・マルガリータと1884年にアングロ・アルゼンチン商業学校を開いた。学校は料金を払えない子どもも受け入れ、英国から取り寄せた革のボールと競技規則でサッカーを教えた。
1903年、息子と卒業生が学校の中庭でクラブをつくった
1903年11月3日、息子クラウディオ・ロレンソと生徒、卒業生が学校の中庭に集まり、クラブを設立した。名前のNewell's Old Boysは、クラブ公式の説明では「ニューウェルの卒業生」という意味だ。最初の会長にはビクトル・ハイツを選んだ。英国人の名を借りたのではなく、誰がどこで学んだかを、そのままクラブ名にした。
赤黒は学校章から選び、2022年にはアンナの名も街へ残した
最初のユニフォームの赤と黒は、学校の古い紋章から選ばれた。ロサリオ市の資料は赤を英国出身のアイザック、黒をドイツ系のアンナに結びつけるが、クラブ公式が確認する直接の由来は学校章までだ。2022年、市議会は夫妻が一緒に学校を経営したことを記し、本拠地近くのロータリーを「アンナ・マルガリータ・ヨッキンセン」と命名した。クラブ名に残るのは夫の姓だが、その入口となった学校は二人の仕事だった。
