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1990年から、試合券が帰りの電車になる BVBが観客移動を運営に組み込む理由

ボルシア・ドルトムントのホームゲームでは、対象の入場券が公共交通の乗車券にもなる。1990年に地元交通事業者DSW21と始めた仕組みだ。2026-27シーズンには、女子サッカーやU23、女子ハンドボール、卓球へ対象を広げた。

1990年、クラブと交通事業者が一枚の券をつくった

BVBとドルトムントの公共交通事業者DSW21は1990年、ブンデスリーガで初めてコンビチケットを導入した。入場と往復のバス・鉄道を一枚にまとめる仕組みだ。当初はドルトムント周辺が対象で、2021年にノルトライン=ヴェストファーレン州全域へ広がった。同州にはケルン、デュッセルドルフ、アーヘンなど、遠方から来るファンの出発地も含まれる。

8万人超のうち40%が、公共交通を定期的に使う

クラブが2026年7月に示した40%は、男子トップチームのホームゲームへ公共交通で定期的に来るファンの割合だ。対象となる観客は8万人を超える。40%は来場手段の傾向を表す数字だ。特定の一試合で数えた改札通過数とは集計対象が違う。満員の観客席を運営するには、ゲートの内側に加え、州内から人が集まる経路まで扱う必要がある。

紙のシーズン券とスマホ券では、乗り方が違う

乗車方法は券の形式で分かれる。印字のあるプラスチック製シーズン券は、その券を交通機関でも使える。スマホ券と自宅印刷券の利用者は、DSW21の専用サイトで無料の乗車券を別に発行する。VRR(ライン・ルール交通連合)の一般規則では、コンビチケットは催事当日から翌午前3時まで有効で、会場までの往復に使える。

2026年、満員の男子戦からクラブの日常へ広がった

2026-27シーズンから、BVB女子、U23、女子ハンドボール、卓球のホームゲームも契約対象になった。男子トップチームは州全域、追加されたチームはVRR域内、開幕イベントとクリスマス歌唱会はドルトムント市内で利用できる。競技ごとに必要な範囲を変えながら、観客の帰宅までを入場券へ組み込んでいる。

参考記事Borussia Dortmund — 2026 KombiTicket expansionBorussia Dortmund — 2021 expansion across North Rhine-WestphaliaVRR — KombiTicket validity and partner listBorussia Dortmund — travel guidance for ticket formats