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公有地を50年借り、女子専用の1万1500席を造った KCカレントの本拠地経営

米国NWSLのカンザスシティ・カレントは2024年3月16日、女子のプロスポーツチームのために建てられた専用競技場で初戦を行った。土地は港湾当局Port KCから50年間借り、建設費1億4000万ドルは民間資金で賄った。1万1500席の器を持つ前には、女子チーム専用の練習場を先に開いている。

2024年3月16日、女子チームのための競技場が開いた

カンザスシティ・カレントは、米国女子1部NWSLに所属するクラブだ。2024年3月16日、ミズーリ川沿いのバークリー・リバーフロントに完成したCPKCスタジアムで初戦を行った。収容人数は1万1500人。クラブとPort KCは、女子のプロスポーツチームのために一から建てた世界初の競技場と位置づけている。

土地はPort KC、利用期間は50年

建設地は、カンザスシティ市の港湾・河川沿い開発を担う公的機関Port KCの土地だ。クラブは2021年に50年間の賃貸契約を結んだ。土地の所有はPort KCに残り、クラブは公有地を長期間使う権利を得た。1億4000万ドルの建設費はクラブ側が民間資金で賄った。50年という期間は、試合会場を毎季借りる運営から、同じ場所へ長く投資する運営へ移ったことを示す。

1万1500席は、39試合続けて埋まった

クラブが2026年9月3日に公表した記録では、NWSLのレギュラーシーズンとプレーオフを合わせて39試合連続で完売した。2024年と2025年は、リーグ戦のホーム全試合が完売している。39の対象はNWSL公式戦に限られ、コンサートなど他の催事は対象外だ。1万1500席という規模は、開場後の需要を実際の入場券販売で測れる基準にもなった。

競技場より2年前に、専用練習場を開いた

カレントは2022年6月、1800万ドルを投じた専用練習場を先に開いた。天然芝2面と人工芝1面、約1580平方メートルの建物を備え、米国の女子プロチーム向けとして初の専用施設とクラブは説明する。日々の練習拠点を整え、その2年後に観客を迎える本拠地を開いた。平日の仕事場が先にあり、週末の試合会場が続いた。

参考記事Kansas City Current — CPKC Stadium and training centrePort KC — audited financial statements for 2024Reuters — opening match at CPKC StadiumKansas City Current — 39 consecutive NWSL selloutsNWSL — 2024 Championship at CPKC Stadium