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前年は夫、2026年は妻 マインツの祭りシャツが街の張り子夫婦をつないだ
ドイツの1.FSVマインツ05は2026年1月22日午前11時11分、カーニバル用ユニフォームを発表した。モデルは巨大な張り子人形『シュヴェルコップ』のリスベッチェ。前年のシャツに登場したカールヒェンの妻だ。2季を並べると、街の祭りにいる夫婦がクラブの服へ一人ずつ移っている。
2026年の主役は、前年のモデルの妻だった
リスベッチェは、マインツのバラの月曜日パレードに登場するシュヴェルコップの一人だ。クラブは2024-25シーズンに夫のカールヒェンを採用し、2025-26シーズンは妻へ視点を移した。発表時刻の11時11分も祭りの暦に合わせている。マインツでは11月11日11時11分が、その年のカーニバル期を告げる時刻として親しまれる。
大きな頭が、約100年パレードを歩いてきた
シュヴェルコップは『膨らんだ頭』を意味する。人の体に大きな張り子の頭を載せた人物像で、約100年にわたりバラの月曜日の行列へ加わってきた。リスベッチェとカールヒェンには夫婦という設定があり、街の人が知る性格と服装もある。クラブは祭り一般の色を借りる代わりに、具体的な登場人物を一季ずつ選んだ。
羽根飾りと市松模様を、シャツの細部へ移した
リスベッチェはピンクの羽根飾りと、黒や淡い色を組み合わせた市松模様のブラウスを着る。2026年のシャツは、その模様を全面へ置き、襟の内側と袖口に道化師の帽子を加えた。背番号と選手名にも専用書体を使う。前年のカールヒェン版は、ひし形の上着と四色の帽子、紙テープを思わせる書体が軸だった。夫妻の違いが、二枚のデザイン差になっている。
1905枚すべてに、別々の番号が入る
販売数は1905枚。クラブが創設された1905年と同じ数字で、首元に一枚ずつ固有の番号が入る。会員限定で、一人二枚まで購入できた。1905は宣伝上の大きな数字ではなく、実際の在庫上限だ。街の人形を選ぶ物語と、クラブの創設年を示す限定数が一着に重なった。
