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他クラブの参入枠を買わず、最下部から4連続昇格 ドルトムント女子が選んだ5年

ボルシア・ドルトムントは2021年、女子チームを最下部の地域リーグから始めた。他クラブのライセンスを買わず、4季で4回昇格した。5季目に連続昇格は止まったが、2026年にはドイツ代表の元主将アレクサンドラ・ポップが3部のチームへ加わった。遠回りを選んだクラブに、世界的な実績を持つ選手が合流するまでの5年だった。

会員の質問が、女子部門の入口になった

ドルトムントはドイツ西部ルール地方の都市で、BVBは男子の強豪として知られる。クラブは2020年9月、女子・少女部門を2021年7月1日に新設すると発表した。

決定前に、会員と市内のサッカークラブへ意見を聞いた。前年の年次総会で出た会員の質問や提案がきっかけだったと、当時の経営責任者カーステン・クラマーは説明している。準備を担ったプロジェクトグループには、クラブ職員とファンが入った。

他クラブのライセンスを買わず、最下部へ

クラブが明言したのは、既存プロクラブのライセンスを引き継がないことだった。最初のトップチームは、ドルトムント地区の最下部リーグから出発する。BVBはこれを「有機的に育てる」道と呼び、10年以内にできるだけ高い水準へ進む目標を置いた。

この選択なら、男子部門の規模が大きくても昇格の手順は省けない。上のリーグへ行くには、毎季の成績で資格を得る必要がある。

3年で3昇格。それでも4部だった

最初の3季は毎年昇格した。2024-25季に入ったウェストファーレンリーガは、ドイツ女子の4部に当たる。男子の知名度からは低い位置に見えるが、最下部から始めたBVBには四つ目の昇格を懸けるリーグだった。

25試合で23勝。四つ目の昇格を決めた

2025年5月11日、BVBはウェストファーレンリーガ優勝とレギオナルリーガ西部への昇格を決めた。残り1試合の時点で、25試合23勝1分け1敗、勝点70。2位シャルケ04との差は4点あり、最終節を待たずに順位が確定した。これで創設から4季連続の昇格になった。

連続記録はそこで止まった。2026-27季も、女子3部に当たるレギオナルリーガ西部を戦っている。最下部から上がり続けた最初の4年と、同じ段階でもう一度昇格を目指す時期に分かれた。

ポップは、3部の主将として加わった

2026年3月14日、BVBはアレクサンドラ・ポップの加入を発表した。ポップは発表時点でドイツ代表145試合、女子ブンデスリーガ332試合の経験を持ち、契約は2029年6月まで。加入は2026-27季からだった。

ポップは3部のレギオナルリーガで主将を務めた。8月20日の開幕戦で2得点し、9月6日の第3節では3得点。チームも開幕3連勝とした。世界的な選手を迎えても、BVBが別クラブの枠を買った事実はない。最下部から得た四つの昇格を土台に、次の一つを取りにいくチームへ加わった。

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