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28エーカーを買い、女子クラブの専用拠点へ ロンドン・シティが練習場から始めた独立

ロンドン・シティ・ライオネシズは、男子クラブの傘下に入らず運営するイングランドの女子クラブだ。2024年、ロンドン南東のケント州にあるコブダウン・パークを取得した。28エーカーの土地を、トップと育成が一緒に使う専用拠点へ変えようとしている。

まず、練習場を自分たちの土地にした

クラブがコブダウン・パークを取得したのは2024年6月。広さは28エーカー、約11ヘクタールある。クラブ公式は、単独で所有する女子チーム専用の練習場になったと説明している。

ここを使うのはトップチームだけではない。四つのアカデミーチームも同じ敷地で活動する。ロンドン・シティは2019年にミルウォールから分かれて生まれた独立クラブだ。クラブの器を自前で持つことは、その独立を日々の練習まで広げる動きでもある。

女子のための施設で、何を変えるのか

施設計画の中心は、女子チームの一日だ。トレーニング設備に加え、練習、回復、食事、打ち合わせを一つの拠点でつなぐ。

計画には、トップチームとアカデミーのための新棟が含まれる。パフォーマンス、リカバリー、ウェルビーイングを扱う場所をまとめ、育成年代も同じ敷地で過ごす。クラブが2024年6月に土地を取得した時点で、トップチームに加えて四つのアカデミーチームの本拠地と位置づけていた。

専用拠点なのに、地域へも開く

計画には高品質の人工芝3Gピッチも入る。クラブは、ケント州サッカー協会の事業や女子リーグ、地元の学校に使ってもらう考えを示した。SEND学校も対象だ。SENDは、特別な教育的支援や障害のある子どもを支える学校を指す。

育成の対象はU12からU21まで。選手だけでなく、女子の指導者や審判を目指す人にも道を広げる。トップチームの専用性と、地域の入口を同じ敷地で両立させようとしている。

50人と年100万ポンドは、まだ将来の数字

クラブは、完成後に50人超の常勤雇用を生み、地域へ年約100万ポンドの投資効果があると見込む。これは完成後のクラブ側の予測で、すでに出た実績ではない。

2025年8月、英紙ガーディアンは、敷地内で工事現場と整備されたピッチが並ぶ様子を伝えた。翌9月に本計画が承認され、公式ページは2026年に建設中と更新されている。完成目標は2027年。女子クラブへの投資は、補強だけでなく、毎日使う場所を誰が持ち、誰に開くかにも表れている。

参考記事London City Lionesses — Cobdown Park and current construction statusLondon City Lionesses — planning approval, community use and forecastsLondon City Lionesses — acquisition of the 28-acre training groundThe Guardian — the training site during construction in August 2025The Guardian — project status and owner investment in September 2026