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欧州戦全試合で選手の背中へ、寄付は店頭印刷の純利益 マンU財団ロゴの仕組み

マンチェスター・ユナイテッドがサバに4-0で勝った9月10日のチャンピオンズリーグ初戦。選手のユニフォーム背面には、マンチェスター・ユナイテッド財団のロゴが入った。クラブはこの2日前、2026-27シーズンの欧州戦全試合でロゴを掲出すると発表している。ファン向けには、新品か手持ちのユニフォームへ同じロゴを追加する店頭企画を用意する。財団へ渡るのは、その印刷で生じる純利益だ。選手用の掲出と、寄付金を生む店頭印刷は別の手順になっている。

4-0で始まった、今季の欧州戦全試合への掲出

クラブが9月8日に発表した対象は、男子トップチームが2026-27シーズンの欧州戦で着るユニフォームだ。最初の掲出は2日後、オールド・トラッフォードで行われたチャンピオンズリーグのリーグフェーズ初戦だった。マテウス・クーニャ、ブルーノ・フェルナンデス、ベンヤミン・シェシュコ、リサンドロ・マルティネスが得点し、ユナイテッドはアゼルバイジャン王者サバを4-0で下した。

財団はユナイテッドにつながる登録慈善団体だ。企業スポンサーがこのロゴ枠を購入したとの説明はなく、掲出料や契約額も記載されていない。発表がロゴに与えた役割は、欧州戦を通じて地域活動を知ってもらうことだ。掲出はサバ戦後も続き、クラブが今季出場する欧州戦すべてで選手の背中に入る。

3万人と129事業は、財団が示した一年間の規模

マンチェスター・ユナイテッド財団は2007年に設立された。イングランドとウェールズの慈善団体登録簿では、学校での運動、健康、教育、社会的公正に関わる活動を、他団体とも協力して行う組織と説明されている。活動の中心は、マンチェスター市と周辺自治体からなるグレーター・マンチェスターだ。

クラブと財団は、年間3万人を超える若者と関わり、教育や地域交流を含む129事業を運営すると公表している。3万人は年間に活動が届く若者の規模、129は事業数だ。参加回数でも開催会場数でもない。ただし、3万人が重複を除いた実人数かどうかは発表文に記載がない。財団最高経営責任者のアシュリー・ハケットは、ユニフォーム掲出によってこの活動をより広く知らせられると説明した。

手持ちのユニフォームにも追加できるが、開始日と価格は未公表

ファン向けの窓口は、オールド・トラッフォードの公式メガストアだ。クラブは、新しく買うユニフォームにも、すでに持っているものにも財団ロゴを印刷できるようにすると案内した。オンライン販売を対象に含めるとは書かれていない。

寄付の対象は、この追加印刷企画から生じる純利益である。寄付先として示された範囲に、ユニフォーム本体の販売額と印刷代全額は含まれていない。純利益を計算する際に何を経費として差し引くのか、財団へ渡す比率も示されていない。

9月12日時点でも、クラブ公式案内は「近く利用できるようになる」という表現のままだ。開始日、印刷価格、集まった寄付額はまだ確認できない。店頭へ持ち込む新品と手持ちのユニフォームが対象となり、各印刷から出た純利益が財団の若者支援へ渡る。ここまでが公表済みの範囲だ。

参考記事Manchester United — European shirt placement and Megastore printingCharity Commission — Manchester United Foundation registration and activitiesThe Guardian — Manchester United 4-0 Sabah, 10 September 2026