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北スタンドに教室も入れた エイバルが住宅と斜面の間で8164席まで広げた方法

スペイン北部バスク州の工業都市エイバルは、2025年1月時点で人口2万7540人。市営のイプルア競技場は、住宅と斜面に挟まれた同じ場所で改修を重ね、現在8164席を備える。2015年に完成した北スタンドには、観客席だけでなく教室と事業スペースも入った。

住宅地の中にある市営競技場

イプルアはエイバル市が所有し、SDエイバルが本拠地として使う。周囲には住宅が迫り、南側には斜面がある。広い郊外へ移転して一から造るのではなく、限られた敷地でスタンドを順に更新してきた。現在のクラブ公式案内が示す収容人数は8164人だ。

開場は1947年、主スタンド工事は翌年

競技場が開いたのは1947年9月14日。1948年は主スタンドの建設が始まった年で、開場年ではない。その後も照明や各スタンドを段階的に整えてきた。一つの完成年だけで説明しにくいのは、イプルアが使いながら変わり続けた競技場だからだ。

北スタンドは1230席を増やした

新しい北スタンドは2015年11月28日に正式開場した。2015-16季の初めから使われ、座席は1230席増えた。工事費は付加価値税を除いて222万9415.75ユーロ。クラブが全額を負担したと公式発表は説明している。市営施設でも、拡張費を自治体だけに頼ったわけではない。

席の下に、学ぶ場所を入れた

北スタンドは改修計画「イプルア・タリェラ」の第1段階だった。タリェラはバスク語で「工房」を意味する。内部には教室と、企業活動にも使えるスペースを設け、社会利用も想定した。小さな街の競技場を大きくするだけでなく、限られた床面積を試合日以外にも使う。その発想が、8164席という現在の姿につながっている。

参考記事Eibar City Council — Population on 1 January 2025SD Eibar — Current club and stadium profileSD Eibar — Opening of the north standThe Stadium Guide — Ipurua opening and redevelopmentStadiumDB — Ipurua's setting and phased expansion