育成組織を閉じ、6年後に戻した ブレントフォードがBチームを残した理由
ブレントフォードは2016年、9歳から続くアカデミーを閉じ、17〜21歳を中心とするBチームへ集中した。プレミアリーグ昇格後の2022年にはアカデミーを再開し、2026年に最高区分のカテゴリー1へ上がった。それでもBチームは廃止していない。二つは同じ若手組織ではなく、育成年代とトップ直前で役割を分けている。
年間約200万ポンドのカテゴリー2を、2016年に閉鎖
ロンドン西部のブレントフォードは、2012年から運営していたカテゴリー2のアカデミーを2016年に閉じた。カテゴリーは、イングランドの育成制度EPPPで施設、指導、教育、選手ケアなどを監査して決まる区分だ。The Guardianは当時の運営費を年約200万ポンドと報じている。クラブは全年代をそろえる方式をやめ、トップ昇格に近い少人数へ資源を集中した。
17〜21歳のBチームから、20人超がトップへ
代わりに置いたBチームは、国内外の相手と独自に試合を組んだ。固定された年齢別リーグだけに従わず、トップチームへ近い17〜21歳へ実戦を与える方式だった。2022年までに20人を超える選手がBチームからトップへ進み、クリス・メファムは2019年にボーンマスへ1200万ポンドで移籍したとThe Guardianは伝えている。
プレミア昇格後、2024―25季までの再開が必要になった
2021年にプレミアリーグへ昇格すると、条件が変わった。リーグは全クラブに、2024―25季までにカテゴリー3以上のアカデミーを持つよう求めた。UEFA大会のライセンスにもアカデミーが必要だった。英国のEU離脱後は18歳未満の海外選手獲得も難しくなり、Bチームだけで若手を集める方法には限界が出た。
2022年カテゴリー4、2024年カテゴリー2、2026年カテゴリー1
クラブは2022―23季、17歳以上を対象とするカテゴリー4でアカデミーを再開した。2024年にはカテゴリー2へ上がり、9歳から16歳までの年代も追加。2026年4月20日、翌季からカテゴリー1になると発表した。再開から4年でEPPPの最高区分へ達し、U18プレミアリーグとPremier League 2へ参加できるようになった。
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カテゴリー1になっても、Bチームは残った
クラブはカテゴリー1の発表で、Bチームも続けると明記した。アカデミーは9歳から教育と保護を積み上げ、Bチームはトップ直前の選手へ欧州クラブなどとの試合を用意する。2016年以前へ単純に戻ったのではない。アカデミーを再建し、その先に独自のBチームをつないだ。
